ネパールで部屋を借りる

ネパールにタンカ留学、、以外にも中長期で留学する人向けへの記事です。

 

部屋を借りるかどうかは滞在期間と予算によるとしか言いようがありません。

私も十分な予算があるなら5年間ホテル住まいをしてみたかったです。

それほどにネパールはトラブルが多いのです。

 

1【三カ月以下の滞在&初めてのネパール】

ネパールに三カ月以下の滞在でしたらアパートを借りる必要はありません。

水道やガスの契約だけで二週間近くかかるので絵を描く時間がどんどん削られ

時間通りに連絡もなしにやってこない、電話をかけても出ない、、、、

ただただストレスでネパールを嫌いになって終わってしまいます。

三カ月以下の場合ホテルに住んだほうが時間を取られません。

土地勘がないネパールで知り合った人に勧められるままアパートを借りるのも危険です。

安さにひかれて借りたら水が何日も出ないアパートだったり

治安の悪い地域のこともあります。

地球の歩き方に掲載されている日本語が話せるオーナーで日本人びいきのホテルに泊まって

三カ月でネパールやタンカ学校周辺のこと、物価など知るといいと思います。

私も最初はそうしました。

この時、生活に追われず色んな人に出会いこの人たちが後の五年間の留学を支えてくれる人脈になりました。

 

2【二回目のネパールで三カ月以上の滞在】

1のような感じですでにネパールに一度滞在したことがある人で

腰を据えてネパールで絵を描こうと思うなら部屋を借りたらよいと思います。

部屋を借りるなら日本人コミュニティの口コミで借りるのが一番安全です。

海外青年協力隊のボランティアの人たちが多く彼らの現地で支給される生活費は

2020年で確か5万円ほどでした。家賃の割合は二万円まででその部屋が実際に安全か

現地事務所が審査をします。二万円前後のアパートなら協力隊のつながりを使うと

探すことができます。二万円で日本人女性が安全に暮らせる物件は正直ありませんが、

英語ができればギリギリの物件に住めるという感じです。

日本人は静かで部屋をきれいに使うのでアパート全体が日本人だけというアパートもあります。

探してみてください。

 

 

 

3【部屋の種類】

 

すっからかんと家具付きの二種類に分かれます。

すっからかんはそのまま何もない部屋に入ることになるので家具は自分で新調する必要があります。

配送の手配もあるのでこれは本当に大変です。

Wi-Fi、電気、ガスの契約など生活のスタート必要なものを整えるのに二週間から一カ月はかかります。

 

家具付きはほとんどの家具や最低限の食器がついているうちです。

住みながら足りない部分を足していけばいいのでお勧めです。私はいつも家具付きに住んでいました。

引っ越しが多かったので。

 

4【借りる前にチェックすること】

最低一泊することをお勧めします。

私は学校の関係でボーダナートという場所に住んでいました。

ここはチベット仏教寺院だらけの地域で朝の四時半からほら貝、ラッパが鳴り響く町でした。

慣れてしまえば私はこれを無視して眠ることができましたが留学生の数人はどうしても耐えられないと

お寺が少ない地域に引っ越して通学していました。

私がつらかったのは借りているアパートのとなりの空き地にいきなり売春宿兼青空カラオケバーができたことです。

一カ月ぐらいでアパート周辺の治安が悪化して急いで引っ越しました。

 

お勧めの地域は大使館の近くです。

大使館の両隣りは静かなアパートが多いです。

 

5【後ろ盾のない国に住むにはお金がかかります】

ネパールは途上国なので安いだろうと思うかもしれませんが

長期で過ごせば過ごすほどネパールが日常になります。

一週間の旅行なら路上のパニプリ屋で食べてお腹を壊すのも微笑ましい思い出

になるかもしれませんが、毎日滞在にかかるビザ代、学費を払ってる身としては

体調を崩している暇はありません。数年間健康でネパールで学ぶ必要があります。

自炊しているのに一カ月の滞在費がバックパッカーよりかかります。

3,4年ドミに滞在するわけにもいきません。

 

後ろ盾のない国に住むのはお金がかかります。

ケチっただけ健康と治安が悪くなっていきます。

予算は十分用意してください。

 

 

 

こんな感じです。