ネパールで元日

もう慣れましたが1月1日に通学するのが移住当初、不思議でした。

 

ネパールでは1月1日お正月を「海外では新年で祝うらしいね」という認識です。

ネパールも1月1日で新年では?と思うかもしれませんが少し事情が異なります。

 

ネパールという国は独自のネパールカレンダーを持っていてそれをもとに月と日にちがあります。

曜日は私達が使っているカレンダー、ネパールではイングリッシュカレンダーと呼ばれていますが、

そのカレンダーと曜日は同じです。

 

ネパールの公的な場所はこのネパールカレンダーで動いています。

ネパールカレンダーの新年はイングリッシュカレンダーの4月頃にあります。

これを日本の新年のように祝う習慣は見たことがありません。

 

日本の盆暮れ正月のような家族で集まるのは、

ダサイン、ティハールという2つの宗教行事の季節で10月半ばから11月上旬です。

この時期のネパール行きの飛行機代が高騰するのは観光にいい季節であるとともに

世界中からネパール人がネパール人が帰国するからです。

 

イングリッシュカレンダーの1月1日はネパールでは平日です。

週末でなければ学校も仕事もあります。

 

なので私は通学しています。

留学当初新年に通学する自分を「本当に平日だ…!」と驚き、なんとなくさみしく感じていました。

今年も多分通学していると思います。

 

なのでネパールで旧正月の時期にいる中国人経営のお店、

ダサイン時期に日本で開いているネパールレストランを見ると

 

「異国でいきてる同士よ!!!」と心のなかで思います。